ボーンブロス通信

2021/01/07 15:08

ボーンブロスとは、骨を煮出して取る「健康に良いだし汁」

 近年、腸内環境が様々な病気に関係していることが知られてきました。そんな中、腸の健康をサポートする食事として、ボーンブロスが注目されていることをご存知ですか?
 ボーンブロス(Bone Broth)の「ボーン(Bone)」は骨、「ブロス(Broth)」は具のないスープの元になるだしという意味ですが、もともと「だし文化」に馴染みのある日本では、「骨だしスープ」の方がしっくりくる呼称かもしれません。煮干しだしやあごだし、あら汁は、魚を骨ごと煮出すフィッシュボーンブロスなのです。
 このように「だし」と言えばわかるように、ボーンブロスは決して目新しいものでも、特別なものでもなく、ごくごく当たり前に使われてきた家庭の食養生です。とは言え、実際に健康づくりのためにボーンブロスを活用し始めると、当初は私自身も作り方や飲み方について迷ったり、わからなかったりすることが多々ありました。
 これから投稿する記事では、保健師・看護師でもある「星くらジビエ店主」の私が、一ボーンブロスファンとして疑問に思ったことや、鹿ボーンブロスレシピの開発段階で知り得たこと、ご家庭でボーンブロス作りを始めた方からご質問が多かったことを中心にまとめています。
 「ジビエで作る究極の骨だしスープ」というタイトルではありますが、あらゆる骨で作るボーンブロスのガイドとしてもお役立ていただける内容となっています。
「ジビエ」は、フランス語で狩猟肉を表す言葉です。安全かつ栄養豊富な骨の、一つの選択肢として、ジビエを活用したボーンブロスを提案しています。ご紹介するレシピでは、鹿骨を使っていますが、もちろんその他の骨に置き換えていただくことが可能です。

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